GR3で街撮り:slow-shootで夜の長崎を撮ってきました。
先日の投稿でご紹介したGR3での「slow-shoot」設定による撮影を色々と試したくて、お仕事終わりの夜の長崎のまちへ出かけてきました。
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先日紹介した、GR Official で紹介されていたGR3の撮影設定「slow-shoot」は以下のとおりです。
露出モード:Tv
- シャッタースピード:1/8秒
- ISO:AUTO
- フォーカス:セレクトAF (“フルプレススナップ”はONにしてスナップ距離は2.5mに設定)
- ドライブ:連続撮影
- Fnボタン:クロップ (初期設定は「AF作動+AEロック」)
- ISOボタン:アウトドアモニター (初期設定は「ISO感度設定」)
- 自動水平補正:ON
基本この設定で撮影していましたが、もう少し画面の中で動きが欲しいなぁと思いシャッタースピードを1/6に変更。スナップ距離は5mに変更して撮影してみました。
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GR Official の作例でも紹介されていましたが、「動く乗り物&動かない被写体(人・モノ)」あるいはその逆で「印象的な対象物(カラフルな店先・車やバイク・置物など)&動く被写体(人・動物など)」を街なかで探して、撮影してみました。
夜というシチュエーションということもあり、車などの被写体と動かない人物などを納めてみようと思い徘徊していたときの写真がこちらです。
シャッタースピード 1/6秒 ISO 125 F4.5
長崎のまちには、路面電車が走っています。それを印象的に撮ってみたいなぁという願望は以前から持っていたのですけど、この設定は使えそうだなと思いました。今回は、信号待ちをしている人物を主題にして撮影していますが、今度は路面電車にピント合わせて、周りの風景が流れるように撮ってみても面白いかなぁと感じました。
次は縦構図でもう一枚
。
シャッタースピード 1/6秒 ISO 125 F2.8
こちらは電停でお喋りに夢中だったお父様方を尻目に、走り去っていく路面電車を撮りました。後から写真を見返して、路面電車の顔の部分を入れて撮影すればよかったなぁと少し後悔。今回は私のGR3への設定ミスで1枚撮り設定になっていたので、次回の設定では連続撮影の設定を忘れないようにしておこうと思います。
slow-shootの撮影では、連続撮影の設定は必須かなと感じました。なんでも試してみないとわからない事がたくさんありますね。
そして、最後の一枚。こちらも縦構図。
シャッタースピード 1/6秒 ISO 125 F10.0
長崎市の繁華街「浜の町アーケード」のクリスマスイルミネーションが綺麗だったので撮ってみました。行き交う人々に動きが出て、写真に時間の流れが出るような気がします。
写真って、まさにその瞬間を切り取るモノだと感じていた私にとっては、このslow-shoot設定は何だか衝撃的です。写真にも時間の概念が加えられると思ったからです。そう考えると、写真の表現方法の奥深さを改めて感じました。
こうやって少しずつでも勉強して、写真を通して地元長崎の魅力やスナップ写真の魅力が伝えられたらいいなと思っています。
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https://everyday-gr.com/2019/12/09/gr3_slow-shoot/