GR3

GRⅢで街撮り:今年最初のフォトウォークに行ってきました。

見事に晴れた休日に、写真の現像などでお世話になっていたカメラのフォーカスさん(2019年5月に惜しまれつつ閉店)で知り合ったカメラ仲間にお誘いをいただき、長崎のまちなかで2020年の撮り初めフォトウォークをおこなってきました。

もちろん、今回もRICHO GRⅢ と一眼レフ(Canon X6i SIGMA18-35mm f1.8)を持参して撮りまくってきました。

前回、佐賀県武雄市に同じ仲間たちとフォトウォークに行った時は午前中土砂降りの雨に見舞われていたのでお天気むちゃくちゃ心配してましたけど、そんな心配は無用なほど雲ひとつない青空で、絶好のフォトウォーク日和になりました。

今回僕らがブラブラしたのは、長崎のまちを一望できる風頭山をスタート地点にして、花見の名所風頭山公園〜若宮稲荷神社〜寺町界隈〜伊勢の宮神社〜諏訪神社のコース。風は冷たかったですが、気温もさほど低くなくて歩いていてもすごく気持ち良かったです。

今回、GRⅢで撮り貯めた写真たちを掲載しておきます。基本ポジフィルム調で撮影したものをカメラ内ROW現像して、後からLightroomで若干編集を加える程度にしています。

今回は空の青が美しくて本当に気持ち良かったです。道中の様子が少しでも伝われば嬉しいです。

先ずはバスに乗り風頭山に集合

先ずは自宅近くのバス停へ。

まだ朝日が眩しい時間帯の出発だったので、バス停へ向かう道中にビルの隙間からの日光が良い感じで道路を照らしていたのでパチリ。こういった陰影がはっきりしたシチュエーションではGRⅢの「ハードモノトーン」モードで撮影するのが好きです。

最近、バスや電車に揺られて遠出するのも悪くないと思いちょくちょくバス旅、電車の旅を楽しむようにしています。そう言えば昨年の末で長崎の交通系カードが一部廃止になり、今回はそのカードが使えなくなっていたため何年かぶりに整理券を取りました。ずいぶんと小さくなってますね。

バスに揺られる事20分ほど。長崎市の山の上にある「風頭山」へ。標高で言えば300mくらいはあるのでしょうか?空気も澄んでいて、とても気持ちがいい。終点のバス停付近は住宅街です。

仲間と合流。フォトウォークスタート!

仲間とも合流しフォトウォークがスタート。参加の皆さんもゆるゆると写真を撮りながら、おしゃべりもしながら、そして付近をブラブラしながら、花見の名所「風頭山公園」へ向かいます。

   

とりあえず、この地域は道も狭くカーブミラーがやたら多かったので綺麗な青空とともに。本当に良いお天気で青空が映えます。この辺りは、ほとんどポジフィルム調での撮影でした。

お天気が良いと影もしっかり出るので、モノトーンの使用頻度も上がります。自分の影ってなんだか撮りたくなりますよね(笑)

民家の道路沿いの塀が貝殻づくしの場所が。こんだけ埋め込むの大変だっただろうな…

さらに集合場所から坂を下ってたどり着いた場所には、長崎の街並みが一望できる絶景スポットがありました。長崎には稲佐山の他にもたくさんの夜景スポットがありますが、ここはその中でも個人的ベスト3に入るほどの場所なのでは?と思っています。今回は午前中の時間帯でお邪魔しましたが、次回は夜景を撮影しに行ってみようかと考えています。

この辺りから眺める長崎の街は本当に素晴らしいです。

ご一緒した皆さんも、しばらくカメラも構えずただただ「ほえぇ〜」っとか言いなが、この風景に見入っていました。それくらい圧倒的な風景でした。360度見せられないのが残念ですが、是非この景色・空間は味わって欲しいと願います。観光ガイドにもおそらく載っていなうような場所ですが、他県から友人など遊びに来た時は、こちらに連れてきて長崎のまちを感じて欲しい。そんな場所です。

最初の目的地:風頭山公園へ

さて、スタート地点からすぐの絶景スポットを後にした僕たち一行が次に向かったのは「風頭山公園」です。

こちらは花見の名所としても知られており、その時期ともなればたくさんの花見客が訪れます。

そんな花見の名所の公園の駐車場のところに、長崎ではちょっとした伝統工芸品として知られる「ハタ」を扱ってらっしゃる小川ハタ店があります。

「ハタ」とは分かりやすく言えば、お正月には欠かせない「凧」の長崎的呼び名。

長崎では4〜5月ごろにこの「ハタ」を使ったイベントが各所で行われます。今回訪れた風頭山公園もその会場の一つ。時期ともなればハタ揚げを楽しむ人で賑わいます。

そんなハタ揚げの名所の下でお店を構える小川ハタ店のご主人は、ひと度「ハタ」について語り出すとその情熱がほど走るように、詳しく、その面白さ奥深さを伝えてくれます。地元にいながら、知らないことはまだまだたくさんありますね。すごく勉強になりました。

ハタのデザインは数え切れないくらいあって、大人になった今あらためて見るとどれもシンプルでもどこかカッコイイ・カワイイものが多く、本当に魅力的です。

思わず部屋に飾りたくなるようなデザインです。

 

天井からぶら下がる「鶴」と「亀」の文字をあしらったハタ。その下からブラ下がる紐を触るとなんだかご利益があるそうで、ここへ訪れた人たちが毎年のように触りに訪れるそう。健康になったとか、商売が上手くいったとか、良縁に恵まれたとか、そのご利益は数知れず。初詣代わりに訪れる方もいらっしゃるそうで、そんなにご利益があるものならと僕もしっかりと触れてきました。

ハタについて力説するご主人。そんな熱量に巻き込まれ、ハタを購入する参加者が続出ww

お店のすぐ上にあるハタ揚げ広場で早速。これでいろんな運気もアゲアゲです。

時間も忘れしばしハタ揚げに夢中になる大人たち。童心に帰るとはこの事でしょうね。子供の頃に夢中になったお正月の旗揚げのことを思い出しながら、青空のもと楽しんでいました。

若宮稲荷神社へ向かう道中で

ハタ揚げを存分に楽しんだ僕たち一行は、風頭山公園からは坂道を下った場所にある「若宮稲荷神社」へ向かいます。道中には「岩切場」と呼ばれる場所があって、この風頭山の麓に広がる寺町界隈のお寺や神社、そして中島川をまたぐ橋に使用された石を切り落としたのがこの場所なんだとか。

そんなウンチクを聴いていると不覚にも写真を撮り忘れていたことに気づきました(汗)

おそらくその場所あたりで撮った花の写真でも載せておきます。マクロモードで水仙を撮ってみました。マクロモードはほぼ初めて使用しましたけど、ビックリするくらい寄れますね。

タンポポも面白い感じで撮れました。これがコンデジで撮れるんですから驚きです。あらためてGRⅢの描写力の凄さには感動すら覚えます。

神社への道中も面白いものがたくさん〜。

民家の玄関先に陶器(?)でできた犬のオブジェが長崎の街並みを見下ろしていました。

最近は、縦構図がマイブームなようで撮った写真を見返していて自分でもビックリ(笑)私が尊敬するカメラマンさんが「縦構図の方が余計なものが映り込まないので好きなんです」というお話しされていたのを聞いてからだと思うんですが…。すぐそんなことに影響をうける分かりやすい性格なもので。

若宮神社のすぐ近くには坂本龍馬にゆかりのある亀山社中跡があります。このあたりにはその案内も込めてなのか坂本龍馬の銅像が大小様々な形で鎮座しています。

ちなみに、坂本龍馬の銅像はこの写真のものもそうであるように土台の部分から少し足先がはみ出して作られているものが多いそうです。枠に収まらないスケールが大きい男だったことを表現するためにあえてそうしているのだとか。そんな細かいところまで見たことなかったので、その事実を聞いた時は思わず「ヘェ〜」な瞬間でした。

そんなこんなで、若宮稲荷神社へ到着。

こちらの神社では毎年10月に「竹ン芸」という行事が行われます。文字通り長く突き出した竹の上で、狐のお面をかぶった青年が芸をおこなう若宮稲荷神社の秋の大祭です。そちらも写真愛好家の間では多く知られていることなので、時期が来たらまた撮影に期待なと思っています。

若宮稲荷神社ではあまり撮り高がなかったので写真は割愛します・・・。

そして、フォトウォークは最終目的地の近く伊勢の宮神社へ向かうことに。道中ではいつものクセ(というかついつい撮ってしまう)でまたもやガスメータ撮り(笑)

街並みも比較的古いので、味があるメーターが多かったように思います。ひとりでガスメータを撮ってはニヤニヤしている私を見て他の参加者の方からは冷ややかな視線が(苦笑)

相変わらずだねぇという温かい言葉もいただきながら、次の目的地へ〜。

山から下山。麓に鎮座する伊勢の宮神社へ。

長崎3社(諏訪神社・松の森神社・伊勢の宮神社)に数えられる、こちらの神社。

僕も毎年元日には必ず参拝する由緒正しき神社です。この3社さまのお膝元でお仕事や生活させていただいていますので、ご挨拶は欠かせません。

こちらの神社の本殿の軒先には諏訪神社の秋の大祭・長崎くんちの奉納踊りを行う踊り町の提灯が並べられていました。こうやってみると踊町もたくさんあるんだなぁ〜と感心。長崎の伝統を受け継ぐ街の方々の意気込みがここにあるような気がして、どこか気持ちが昂るのを感じました。

参加者の皆さんも、撮影に夢中です。ちなみに上の一枚と次の1枚は一眼レフにて撮影したものです。

GRⅢもX6iもセンサーは同じAPS-Cですので、違いはレンズくらいかなぁという印象です。一眼レフの方で使用しているレンズはSIGMA18-35mm f1.8です。SIGMAのレンズは金属やガラスといったものの描写がすごく綺麗に写る印象です。カチッと、キリッとした写真を撮りたい時はSIGMAのレンズが良いのかなぁとか勝手に思っています。GRⅢも似たような表現力があると思うので、今考えると結局自分好みのカメラを買ったんだなぁと実感したところです。

旅の終わりは諏訪神社にて

半日かけて巡ってきた小旅行も最終目的地の諏訪神社へ。

皆さんの初詣も無事終わり、時間もお昼過ぎとなっていたので旅の締めは諏訪神社の境内にある「月見茶屋」へ。おうどんとおはぎが美味しい言わずと知れた有名店です。

ここで、不覚にもGRⅢのバッテリー切れ。予備のバッテリーも自宅に忘れてきていたため、せっかく食べたおうどんの写真が撮れないという・・・。何ともまぁ情けない結末でしたが、腹ごしらえもできたところで今回のフォトウォークは解散となりました。

終日雲ひとつない晴天に恵まれた今回のウォーク。実に幸先の良い一年の始まりになった気がします。撮り貯めた写真を現像しながら、街かどスナップの楽しさを改めて噛みしめました。

そして、その相棒にGRⅢを選んで本当に良かったなと。今年もこの相棒にはたくさんの景色を見せてあげたいなと思った次第です。